WordPressのデザインやレイアウトの根幹を決めるテーマ。
WordPressのテーマには有料・無料があり、現在登録されているテーマは9,400以上にも登ります。それぞれのテーマで、デザインだけでなく機能や性能、SEO対策がどの程度できるか、使いやすさなども千差万別です。
テーマとは?
まず、WordPressのテーマとは何か?と言うところからご説明します。
テーマはWordPressのデザインやレイアウト、装飾などをコーディングができなくても実装できる、便利なデザインテンプレートです。実際にテーマのファイルの中には、WordPressにレイアウトや装飾を施すためのコーディングが組まれています。
また最近では、デザインやレイアウトだけでなく、SEO対策がしやすくなったり、アクセス数や広告のクリック数などの分析をしやすくなったり、など、よりWordPressを便利に使用するための機能がついているものも多く、選ぶときには見た目だけでなく、使いやすさや機能の充実度も大事になってきます。
有料テーマと無料テーマのメリットデメリット
無料テーマがあるなら無料テーマでいいじゃん!
と思ってしまう人もいるかもしれませんが、有料テーマはお金を払っている分便利な機能や嬉しいポイントがたくさんあります。
それでは有料テーマ、無料テーマのメリットデメリットに分けて、解説していきます。
有料テーマのメリット
デザインのクオリティが高い
有料なだけあってデザインの質が高く、自分でカスタマイズを行わなくても、テーマを有効化するだけでハイクオリティなブログを作ることができます。
テーマによってはテンプレートを入れ替えるだけで着せ替えできるものもあり、見た目にこだわりたい方にも有料テーマはおすすめです。
無料テーマの場合はデザインに融通が効かなかったり、気に入らない部分を改善しようとし始めると、そこに何時間もかかったりもするのですが、有料テーマの場合は機能やデザインの幅が多い分、余計な調べ物や作業の時間を大幅に削減することができ、その分コンテンツの内容作りに集中できるようになります。
SEO対策の機能が施されている
有料テーマはシステム的な部分もしっかり配慮されて作られていて、検索エンジンのアルゴリズムに合わせてシステムが組まれています。そのため、検索エンジンの上位に登りやすいといった部分もメリットです。アルゴリズムは頻繁に変化をするのですが、有料テーマはそれに合わせてアップデートも行われるため何かと安心です。
ただ、有料だからといってどれもSEOに強いかというとそう言うわけでもないので、SEO対策の機能が充実しているか、テーマごとに調べる必要があります。
記事を書くのに便利な機能がついている
有料テーマは機能が充実していて、ショートコードやタグを埋め込むだけでCTAボタンや会話風の吹き出しなど、記事に必要な装飾が簡単に作れたりします。
これらの装飾をうまく使うことで、記事を読みやすくすることができますし、そうするとSEO対策にも有効なのでたくさんの人に読んでもらうことができます。
有料テーマのデメリット
初期費用がかかる
当然ながら有料なので初期費用がかかります。
10,000円以内で購入できるものもありますが、大体10,000円〜20,000円前後が相場です。
ただ、買い切りのものが多く、一度購入すれば複数のブログに使用できたりもするので、断然コスパは高いです。
人気のテーマだと他の人と被ってしまう
JINやSANGOなどの人気テーマは使用している人も多く、普通にネットを見ているだけでもかなりよく見かけます。
サイトの独自性を出していくことはブランディング的にも大事ですので、多少のカスタマイズや素材の工夫で差別化をすることは可能ですが、根本のデザインが一緒なのでやはり似てしまうことは避けられないでしょう。
ただ、テーマが被ったからといってSEO的に不利になるとかそう言うことはないので、ただデザインが他の人と似てしまうよってだけです。
無料テーマのメリット
初期費用を節約できる
やはり無料テーマの最大のメリットは無料で使えることです。
WordPressを始めたばかりの人はサーバーやドメイン代でも費用がかかっているので、「プラスでテーマ代もかかるとキツイな...」と言う人もいると思います。
そんなときに無料である程度整ったデザインにできるなら助かりますよね。
自分の趣味用のブログやアクセス数をそこまで気にしないようであれば、無料のテーマでも十分形にすることができます。
無料テーマのデメリット
デザインの質も機能も有料テーマには劣る
やはり無料なだけあってデザインも機能も有料テーマには劣ります。
「最低限」形にできるぐらいで、記事を書く際の便利な機能などは有料テーマほどはついていません。
プラグインなどで機能を追加することはもちろんできますが、その分カスタマイズの知識が必要になったり、プラグインを入れすぎるとサイトの動作が遅くなってしまったりといったことも起こり得ます。
SEO対策を自分でしなければならない
無料テーマでもSEO対策機能が施されているものもありますが、そこもあくまで「最低限」なので、少し記事を書いたからといってあまり上位表示はされません。自分でも様々なSEO対策をする必要があります。
さらに、かけた苦労に見合った成果が見られずに、「最初から有料のテーマにすればよかった」と言う人も少なくないそうです。
テーマは一度決めたら途中で変えないのがベスト
最初のうちならまだいいのですが、サイトをある程度カスタマイズしたり記事を書いた後に、途中でテーマを変えてしまうと、サイト全体が大きく崩れる場合が出てきます。
換える前と後とでテーマのレイアウトが違ったり、ショートコードやタグが違ったりもするので、いちいち全ての記事の内容をチェックしながら整える必要が出てきます。
意外と時間もかかるし面倒な作業なので、なるべく一度決めたら途中でかえる必要がないように、最初からある程度予算をかけて、機能もデザインも充実したテーマを選ぶことをおすすめします。
ゆくゆくは収益化を考えていたり、ある程度アクセス数を上げたいのであれば絶対的に有料テーマがおススメです。
おすすめテーマ一覧 早見表【無料/有料】
テーマを比較しやすいように一覧表を置いときます。
テーマ名 | 価格(税込) | 特徴 | |
1 | JIN(ジン) | 14,800円(税込) | 読む人にも書く人にも使いやすい |
2 | AFFINGER6(アッフィンガー6) | 14,800円(税込) | 「稼ぐ」に特化したテーマ |
3 | THE THOR(ザ・トール) | 16,280円(税込) | 着せ替え可能!美しくデザインされたテーマ |
4 | DIVER(ダイバー) | ※9/30まで※ |
ハイスペック&ハイクオリティ |
5 | STREETIST(ストリーティスト) | 14,300円(税込) | 高速表示&スタイリッシュなデザイン |
6 | SANGO(サンゴ) | 14,800円(税込) | 可愛い見た目で女性に人気 |
7 | STORK19(ストーク19) | 11,000(税込) | 究極のモバイルファースト |
8 | SWALLOW(スワロー) | 9,900円(税込) | ザ・シンプルなテーマ |
9 | Emanon Pro(エマノンプロ) | 9,800円(税込) | シンプルかつ上品 |
10 | |||
11 | Cocoon(コクーン) | 無料 | SEO・高速化・モバイルフレンドリーに最適化 |
12 | Lightning(ライトニング) | 無料 | 高機能&機能を使いやすくカスタマイズ可能 |
13 | Xeory(セオリー) | 無料 | コンテンツマーケティングのためのテーマ |
14 | LION BLOG(ライオンブログ) | 無料 | デザイン性に優れなおかつ多機能 |
15 | LION MEDIA(ライオンメディア) | 無料 | 高機能なメディアサイト向けテーマ |
【有料】おすすめ有料テーマ10選
それでは1つずつ、おすすめの有料テーマからメリットデメリットに分けて特徴をご紹介していきます。
JIN(ジン)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
販売価格 | 14,800円(税込) |
\読む人も書く人も使いやすいテーマ/
JINのメリットデメリット
SEO対策がしっかり施されている
JINは「サイト内部を整理することによってGoogleにとってもユーザーにとっても理解しやすい構造にして、上位表示を狙う内部SEO対策」が施されています。
「パンくずリスト」や「メニュー」を始めとしたGoogleに構造を伝えるための仕組みも採用していて、クローラーがサイト内を巡回しやすくし、検索エンジンにサイトがインデックスされやすい仕組みになっています。
さらに、SEOにおいてはユーザー体験(UX)も重要な要素となっていますが、
- 表示速度が速い
- 読み心地がいいデザイン
- 役割を理解しやすいブログパーツ
- アクションしたくなる仕組み
と言うような、ユーザーにとっての心地よさ・使いやすさを徹底的に追求して作られています。
カスタマイズ性が高い
JINは専用のスタイルシートをWordPressにインストールするだけで、全く別のデザインを実装できる着せ替え機能が備わっています。(デモサイト一覧はこちら)
JINは1つライセンスを購入すれば、自分のサイトであれば複数サイトでテーマを使用してもOKなので、1つ目とは別のスタイルで他のサイトを運営することもできます。
さらに、JINには記事をよりわかりやすく仕上げるためのエディター機能が多数備わっています。
これらをうまく活用することで、よりわかりやすい記事に仕上げることが可能になります。書き手にとっても読み手にとっても、嬉しい機能ですね。
サポートやマニュアルが充実している
JINの公式サイトでテーマの使い方を詳しく解説してくれているので、大抵のことはここを読めばわかります。また、分からないことがあれば「フォーラム」に参加して相談することもできますし、JINは利用者が多いので、WEBで検索すれば誰かが解決策を提示してくれています。
そういったサポートやマニュアルが充実しているのは初心者にとってはとてもありがたいポイントですよね。
他のユーザーと被りやすい
利用者が多くテーマが被ってしまうと言うのが最大のデメリットかもしれません。
また、ブロガーやアフィリエイターをターゲットに作られていることもあり、ブログ運営をするにはとても使いやすいテーマですが、企業の公式サイトやHPにするにはあまり向かないかもしれません。
AMP非対応
AMPとは「Accelerated Mobile Pages」の略で、対応させることで高速化表示が可能になります。JINでAMPに対応させる場合、function phpを編集しなければいけません。
function phpはWordPressの基幹を担うファイルなので、編集に失敗すると編集画面にすらログインできなくなるというリスクがあります。
AMP非対応な分、表示速度が最速とまではいかないと言う点もデメリットの1つです。
AFFINGER6(アフィンガー6)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
販売価格 | 14,800円(税込) |
\本気で稼ぐためのテーマ/
AFFINGER6のメリットデメリット
「収益化」を目的とし、最大限の効果が発揮できるように設計
通常は、収益化するためにはブログの機能をサイト毎にプラグインなどでカスタマイズする必要がありますが、AFFINGERでは、収益化に便利な機能を豊富に詰め込んでおり、わざわざ自分でカスタマイズしなくても管理画面だけで設定が可能です。
サイト毎に異なるテンプレートを用意する必要はなく、タイプの異なる複数のサイトもこれ1つで作れるのでカスタマイズに余計な時間を奪われることが激減し、使いこなすことで今までの何倍もの効率でサイト作成を可能にする機能が備わっています。
SEOに関する機能が豊富
AFFINGER6では投稿ごとに細かなtitleタグやメタタグの設定ができるようになっていてSEO系のプラグインを入れなくても十分な機能が備わっています。
また、広告やASPに関する機能も導入されていて、Googleアドセンスや任意の広告を見出し前に自動で表示する仕組みやASPコードを張り付けて作成するランキング機能なども使えます。
洗練されたデザインと種類が豊富なデザインパーツ
テーマの雰囲気やデザインが配信していくコンテンツ内容にマッチしているかどうかは大事なポイントですが、AFFINGER6はデザインが洗練されているのと、カスタマイズ性も高く、どんな内容にも合わせやすい仕組みになっていいます。
また、記事作成に使えるデザインパーツも豊富で、あらかじめカラーパターン12種、デザインパターン5種の計60種のパターンがクリックするだけで設定できます。
機能が豊富な分初心者には扱いが難しい
AFFINGER6は機能が豊富な分、初心者にとって扱いづらいと言う声もちらほら見られます。ただ、それは「できること」の範囲が豊富なだけなので、まずは基本的な機能からおさえていって、徐々に慣れていけば問題ありません。
初めから「すべての機能を一気に使いこなそう」と焦らず、ゆっくり慣れていくようにしましょう!
THE・THOR(ザ・トール)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
販売価格 | 16,280円(税込) |
\洗練されたデザインテーマ/
THE THORのメリットデメリット
クオリティの高いデザイン&着せ替え機能
ザ・トールは、美しく・おしゃれで・洗練されたデザインのサイトを誰でも簡単に作れる「国内トップクラスのデザイナーズテーマ」です。
プロのデザイナーがデザインした9種類のデザインテーマに着せ替えできる機能があり、一般的なWordPressテーマでは、デザインの初期設定だけで数時間~数日掛かってしまいますが、トールなら「デザイン着せ替え機能」を使えば、ワンクリック・数秒でプロのデザイナーが制作したデザイナーズサイトが完成します。(デモサイト一覧はこちら)
テーマ購入後、直ぐにハイクオリティなデザインのサイト運営をスタートできます。
圧倒的にSEOに強い
ザ・トールは、圧倒的にSEOに強く・抜群に上位表示されやすい「究極のSEO最適化テーマ」です。
HTML5+CSS3による最新のコーディング・検索エンジンに優しい構造化マークアップに対応。検索エンジンから評価されやすい内部構造を徹底的に追求しました。
また、革新的な高速表示技術・最先端のSEO機能を装備されており、テーマ自体に十分なSEO対策が施されているため、SEO対策用プラグインも必要ありません。
集客・収益化を強力に支援するシステム
ザ・トールには、アクセス・収益アップをサポートする「集客・収益化支援システム」が搭載されており、あなたのサイトの集客・収益最大化を強力に後押しします。
集客・収益化支援システムのひとつ「タグ管理機能」は、アフィリエイト広告などのタグを一元管理できる優れもの。
他のWordPressテーマなら1時間以上掛かるタグの入れ替え作業が「タグ管理機能」を使えばクリック1つで終了。サイトの運営効率が劇的に改善され、あなたの収益性は飛躍的に高まります。
ポップなデザインには向かない
デザイナーが作成したスタイリッシュなテーマではあるのですが、ポップなデザインには向きません。できないこともないのですが、CSSやHTMLのコーディング知識が必要になるので、初心者には難しいかもしれません。POPなデザインにしたいのであれば「JIN」や「SANGO」「STORK」などのテーマを使うのがおすすめです。
公式のマニュアルがわかりづらい
ザ・トールにはテーマ導入後、操作マニュアル・QAマニュアル・質疑応答可能な「会員フォーラム」などが用意されています。基本的な機能の操作方法は公式サイトでも十分なのですが、さらにカスタマイズやアレンジしたい場合には、使い方を自分で調べる必要が出てきます。
ただ、ザ・トールを利用している他のユーザーさんたちが使い方マニュアルブログを書いてくれているので、大抵調べればなんとかなる場合がほとんどです。
困った時にはネット検索で「THE THOR 〇〇(困った状況に関する単語)」などと調べるとたくさん記事が出てきますよ。公式だけでなくその他のサイトも参考にすれば問題なしです。
Diver(ダイバー)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
販売価格 |
ハイスペック・ハイクオリティのテーマが
\お得に使えるキャンペーン中/
DIVERのメリットデメリット
アフィリエイトに強い仕組みが整っている
Diverには、ブログ記事作成に便利なエディター補助機能のほか、ランディングページ作成・カテゴリーページ作成・アピールブロックなど訴求力の高いページを作成するための機能が揃っています。
具体的に言うと、ピックアップ記事やピックアップカテゴリーの挿入機能、LP作成機能、広告設置機能、CTA機能etc..など、効果的なサイトを作る機能が揃っていて、デザイン性と機能性に優れた、ハイスペックなテーマです。
記事の作成に便利な独自の入力補助機能
- レビュー
- 口コミ
- ランキング
- 横棒グラフ
- Q&A
- アイコンボックス など
アフィリエイトをするうえで役立つ機能が整っているため、商品を紹介しやすい点がメリットです。見出しやボタンデザインの種類も豊富で、オリジナリティのある記事を簡単に作れます。
個別の無料相談などサポートが手厚い
Diverの大きな魅力の一つが、サポートが手厚いことです。
「想定外のトラブル」にも優しく、サポートの受付は24時間365日、メールでのお問い合わせが可能となっています。
購入者一人ひとりの好みやこだわりに合わせ、個別のカスタマイズ方法の相談をすることもでき、そこまで手厚く相談に乗ってくれるテーマはなかなかないので安心感を持って使うことができます。
機能が豊富で初心者が使いこなすのが大変
Diverはカスタマイズ性も高く高機能な分、初心者にとっては扱いづらいと感じるかもしれません。
初期設定やテーマになれるまでの間、少し大変だと思いますが、カスタマイズや設定方法などの使い方に関する情報は、Diver公式サイトに記載されているので、他とは被らないオリジナリティのあるサイトにするために、色々試してみることが大切です。
STREETIST(ストリーティスト)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
販売価格 | 14,300円(税込) |
\高速表示&スタイリッシュなデザイン/
STREETISTのメリットデメリット
高速表示が可能
サイトを多くの人に見てもらうためには、高速表示はとても大切な要素の一つですが、STREETISTはサイトの高速表示に対応していてページの表示が遅いことによる、ユーザーの利便性低下が起こりにくくなっています。
- CSSのインライン読み込み
- JavaScriptの最適化
- 画像の遅延読み込み
- YouTube動画の画像化
- 絵文字コードの削除
上記のような高速化対策がクリック一つで適応されます。
スタイリッシュなデザイン
STREETISTの大きな魅力は、「とことんこだわって作られたスタイリッシュなデザイン」です。トップ画面のカスタマイズ性は高く、アニメーションを追加、オススメ記事を数記事選定し、スライドショーを設定することもできます。
サポートが充実している
フォーム形式の質問とメールでの問い合わせに対応しているので、困った時にサポートを頼れるのは心強いし安心です。
問い合わせしてからの回答もとても迅速でスピーディな対応をしてくださるので、何か困ったことがあればお問い合わせフォームから相談することで解決することができます。
デフォルトでお問い合わせフォームがない
STREETISTのテーマにはデフォルトではお問い合わせフォームの機能がありません。ただ、「Contact Form7」というプラグインを導入することもできるのでそこまで大きな問題ではないと思います。
参考にする記事や情報が少ない
STREETISTは公式の使い方マニュアルは掲載されているのですが、公式サイトで解決しな買った場合、STREETISTのユーザー数は他の人気テーマと比べてまだ少ないので、そこまで多くは参考にできる記事がありません。
ただ、不明点があった時には公式サイトからの問い合わせが可能ですし、少しずつ記事も増えてきているので、解決策が全くないわけではありません。
SANGO(サンゴ)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
価格帯 | 14,800円(税込) |
\可愛い見た目で女性に人気のテーマ/
SANGOのメリットデメリット
デザインがポップで可愛いので親近感を感じるブログが作れる
SANGOは「サルワカ」さんが開発元なのですが、開発元のサイトを見てもわかる通り、ポップで丸みを帯びた可愛いデザインが特徴です。
そのため、親近感を持ちやすい、可愛い世界観を出したい人にはおすすめのテーマになります。
見出しやボタンなどの種類が豊富
SANGOにはインストール時点から30種類以上の見出しが収録されており、中には自分でカスタマイズすることで好みに応じたメインカラーやアクセントカラーが配色に反映される見出しもあります。
また、ボタンも同様に30種類以上用意されていて、立体的なものからフラットなもの、グラデーションがかかったものなどさまざまなデザインから選ぶことができます。
ConoHaWINGユーザーは簡単に導入できる
ConoHaWINGのレンタルサーバーを使用することで通常14,800円のところ、14,250円とちょっとだけお得に購入することができます。
また、ConoHaWINGにはWordPressかんたんインストール機能が備わっているので、購入した時点でSANGOのテーマも一緒に用意することができ、大変スムーズにセットアップすることができます。
ポップなデザインが合わない人にはおすすめできない
可愛い、まるっこい雰囲気が出したい人にはマッチするデザインですが、かっこいい、クールな印象を出したい場合にはSANGOは向きません。
また、カスタマイズできる部分も少ないので、細かく自分用にデザインや機能を設定したい人には向かないテーマと言えます。逆に、「カスタマイズはよくわからないので簡潔に設定できる方が助かる」と言う人には向いているかもしれません。
企業サイトのような堅めのサイトを作りたい人には不向き
上記でも述べたとおり、SANGOはポップで可愛らしい見た目なので、企業サイトのようなクールで堅めの雰囲気を出すのは難しいです。
そして、企業サイトなどでよく使われているようなレイアウトにできるようにはなっていないため、もし企業サイトを作りたい場合は他のテーマを使用した方が良さそうです。
STORK19(ストーク19)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
販売価格 | 11,000円(税込) |
\究極のモバイルファースト/
STORK19のメリットデメリット
ブログを楽しく書いていくための機能が豊富
STORK19は老若男女問わず好まれるような美しいデザインが特徴で、インストール直後の状態でも、すでに程よく色付けされたおしゃれなブログに仕上がっています。
ピックアップスライダーやピックアップコンテンツなど、ブログを作る際に便利な機能が幅広く備わっており、ブロックエディタにも対応しているので、閲覧者と同じような感覚でブログを書いていくことができます。快適な執筆環境はブログを書くうえでとても大切ですし、モチベーションにも繋がる部分になります。
下記画像はOPENCAGEシリーズのテーマ比較表ですが、STORK19は特に機能性に優れていることがわかります。
初心者でも使いこなしやすい
テーマによっては高機能すぎて設定が多く、初心者には扱いが難しいテーマもありますが、STORK19のテーマは設定項目が必要最小限でシンプルになっているので、初心者にもわかりやすいのが特徴です。
また、ただミニマルなだけではなく、必要最小限の機能に加えて、楽しく記事を書くことができるような装飾もそろっています。
高機能すぎて設定などの機能的な部分で時間を取られてしまうと、記事作成への時間が減ってしまうこともあるので、効率化をするために選択肢が減らせるのは大きな魅力です。
ヘッダーアイキャッチに動画が設定できる
ヘッダーに動画が挿入できるテーマはあまり種類が多くないのですが、STORKはヘッダーに動画を挿入することができます。
動画を採用することでよりダイナミックな演出をすることができ、より豊かな表現をすることができます。
「動画が重くなって表示に時間がかかってしまうのでは?」といったような心配があるかと思いますが、通信回線の問題や、何らかのエラーがある際は代わりに設定した画像が表示されるようになっているので安心ですね。
デメライセンスが1つのサイトにしか使えない
STORK19のライセンスは1つのサイトにしか使用を許可されていなく、複数のブログに使うことができません。
ブロガーさんの中には主な話題ごとに複数サイトを使い分ける人も多いですが、STORK19はブログごとにライセンスを購入する必要があります。
収益UPのための機能が少ない
STORK19には「AFFINGER6」や「JIN」などには備わっているランキング機能や「THE THOR」のアフィリエイトの管理の機能など、そういった収益化へ繋げるための機能はあまり備わっていません。
プラグインなどでそういった機能をカスタマイズして追加することもできるのですが、調べたりインストールしたりする手間を考えると、初めからそのような機能がついているテーマを選んだ方がいいかもしれません。
SWALLOW(スワロー)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
販売価格 | 9,900円(税込) |
\ザ・シンプルなテーマ/
SWALLOW(スワロー)のメリットデメリット
SWALLOWはOPENCAGEが開発元になっているので、上記で解説したSTORK19の機能を継承しており、使いやすさや簡単におしゃれなブログが書けるという点で、メリットデメリット共にSTORK19と似ています。
Emanon PRO(エマノンプロ)
SEO対策 | |
デザイン&カスタマイズ性 | |
サイトの表示速度 | |
サポートやマニュアル | |
販売価格 | 9,800円(税込) |
\WEB集客に特化したビジネスブログ用テーマ/
Emanon Pro(エマノンプロ)のメリットデメリット
6種類の多彩なファーストビュー
Emanon Proのトップページ(ファーストビュー)では、6種類のデザインが用意されています。いずれも洗練されたシンプルなデザインで、ユーザーが見やすいように作られています。
ただの画像のみでなく、スライダーや動画など好みのデザインを選ぶことができ、クリックのみで選択できるので、初心者でも簡単に操作がすることができます。
見込み客にセールスができるランディングページ機能
Emanon Proではランディングページと言って、商品やサービスをサイト訪問者にセールスすることができるページが作れる機能が備わっています。
ヘッダー画像、商品の特長、お客様の声、FAQ、購入または資料請求用のコンタクトフォームまでランディングページに必要な要素を設定できるので、クロージング(購買・成約)へと導く仕組みを作ることができます。
見込み客を増やすCTA機能
CTAとは「Call To Action」の略で、行動を促すという意味があります。CTA経由で問い合わせや資料請求・メルマガ登録などに誘導し見込み客の情報(氏名やメールアドレスなど)を収集することで、見込み客リストとして活用できます。
EmanonProでは、ページの内容に合わせてCTAの種別を分けて設置できるので、高いCV率の向上を目指すことができます。
デザインがシンプルすぎる
EmanonProは「ビジネスブログ用」と言うだけあって、とてもシンプルなレイアウトやデザインで作られています。
カチッとしたシンプルなビジネス向けのサイトを作るならマッチしますが、女性や子供向けの情報など親やすさを求めるのなら不向きかもしれません。
ある程度コーディングの知識がある人ならPHPファイルやスタイルシートを編集してカスタマイズすることも可能ですが、それなりの知識が必要になります。
記事の装飾機能が乏しい
EmanonProは、記事を作成していく上での装飾機能は必要最低限のものしか搭載されていません。レビュー装飾や口コミ装飾、ランキング機能などもないため、プラグインを導入するか、タグを直接入力するしかありません。アフィリエイトとして使用するにはある程度知識のある方でないと難しいかもしれません。
ブロック拡張機能で装飾を足すこともできますが、3,680円(税込)と有料ですし、機能的に物足りなさを感じるかもしれません。ある程度WEBの知識がある方じゃないと扱いが難しいでしょう。
【無料】おすすめ無料テーマ5選
それでは次におすすめの無料テーマをご紹介します。
Cocoon(コクーン)
こちらのテーマは無料のテーマを使用するブロガーさん達に非常によく使用されているテーマです。
シンプルでありながら使える機能も多く、SEO対策に関する機能もついているので、使い勝手のいいテーマと言えます。使用しおている人が多いので、困った時に検索するとすぐに答えが見つかるというのも利点ですね♪
Lightning(ライトニング)
とてもシンプルでカスタマイズも簡単なので初心者にもおすすめのテーマです。
無料ですが有料並みの機能を携えていて、ブログやビジネスサイトなど幅広いジャンルで使用できます。
こちらも有効インストール数は6万件を突破しているというくらい利用者数が多いので、困った時にヒントを得やすいのも利点です。
Xeory(セオリー)
Xeoryは「バズ部」さんが提供するテーマです。
カスタマイズするためにHTMLやCSSの知識が必要となるので、HTMLやCSSの知識がない方にはオススメできません。
逆にHTML・CSSの知識があって、WordPressサイトを自分だけのデザインにしたい人には、コーディングやデザインの勉強にもなるためお勧めできます。WordPressのテーマ作成を学ぶのに最適なテーマといえます。
LION BROG(ライオンブログ)
設定項目を多く持ちながら、カスタマイズが容易で、誰でも「使いやすく美しいデザインのサイト」を作ることができます。また、年々重要性を増すサイト表示速度に関しても妥協せず、ほんの少しの設定で、Google Pagespeed Insightsで100のスコアを出すことも可能です。
公式サイトより
公式サイトのイメージにより、少々男性寄りのデザインに見えますが、柔らかい雰囲気にカスタマイズすることも可能です。
LION MEDIA(ライオンメディア)
上記でご紹介した「LION BLOG」と「LION MEDIA」の基本レイアウトはよく似ているため、どちらが良いか迷いますが、どちらも無料なので、両方試してみて気に入る方を使用しても良いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ワードプレスのテーマは本当に数が多いためどれを使おうか迷ってしまうこともあるかと思います。ドメインは年間数百円〜千円前後ほどで使用できるので、安いドメインをとって色々インストールして比較して試してみるのも良いかもしれませんね。
みなさんにぴったりのテーマが見つけられることを祈っています!